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≪お寺の新たなあり方と、今どきの終活≫ [チェック]

先日、祖母のお墓参りに行って来ました。
 
その後は、お坊さんのお経と法要を聴いて帰ってくるのがここ数年の慣習となっております。。
 
ですが、実は僕は、祖母が亡くなる前までは、殆どお寺に足を運ぶなんてことはありませんでした。
 
祖母の死をきっかけに、両親を車に乗せて法要の度にお寺に通うようになりました。
 
新たな世界観、視野が広がったように思います。
 
そんな中、時代の流れで、お寺も門徒さん確保のため、新たな試みを実行している斬新なお寺さんが出て来ました。
 
早速、確認してみましょう。
 
日経です。

若人よ、仏門カモン!!お経代わりに熱唱 
寺ドル、ライブで「生き生き」 「キッサコ」や「愛$菩薩」 坊さん・尼さんの歌声に合掌 
 
 お寺は葬式の時にしか行かないし、何となく暗くて……。そんなイメージを払拭しようとお坊さん、尼さんがギターやマイクを片手に立ち上がった。仏像をバックに、熱い歌でお寺をライブハウスに変身させる。その人気はアイドル級!? 彼らがきっかけでお寺や仏教に興味を持つ人も。お寺で会える「寺ドル」に会いに行った。

 

 
  誓願寺でライブをするキッサコの薬師寺寛邦さん(左)は愛媛県今治市の海禅寺の副住職だ(京都市中京区)
 
 
京都・誓願寺に用意された100人分の座布団や長椅子がすぐに埋まり、狭い境内は人でいっぱいになった。

 

 
 
 一番乗りだった京都市在住の杣取さゆりさん(57)は、妹と一緒に最前列の真ん中席を確保。「息子のような存在でいつも応援している」。CDはもちろん、ポストカードをはじめグッズは全種類そろえているという。今日も売店で限定販売のTシャツに早速着替え、準備はばっちりだ。

 

              発表した主なアルバム

 

 
 拍手に迎えられて出てきたのはアイドル風の男性とお坊さん。後ろにそびえる仏像に一拝すると「今日は、仏像の存在感に負けないよう頑張ります」。彼らは「キッサコ」、現役僧侶の薬師寺寛邦さん(38)と「一般人」山元サトシさん(30)の2人組ユニットだ。
 

 

愛$菩薩さんは、ライブを「法事」と呼ぶ仏教界の正統派アイドルだ

 

 
 アコースティックギター2本とハーモニカだけで奏でるシンプルだが、パワフルな曲が境内を包む。ファンは曲に合わせて、手拍子をしたりタオルを振り回したりと、一体感を醸し出していた。
 

 

 
 
 曲と曲との間に入るMCもユニークだ。「昔は髪がふさふさだったんだけどな」「お坊さんの格好はギター弾きやすいけど、暑いんですよね」。お坊さんジョークが笑いを引き起こす。

 

 

 
          ライブを行うことで、人生相談が増えたという
 

 

 抑揚をつけて会場全体で念仏を唱えるパフォーマンスも含め、2時間で14曲を歌い上げると、お待ちかねの撮影タイム。「髪がある人と無い人がライブしてたよ、ってツイートしてね」と笑顔でポーズに応じた。
 
 キッサコは10年以上前に結成したプロの音楽グループ。ライブハウスの活動が中心だが、3年前にリーダーの薬師寺さんが実家のお寺を継ぐため僧侶になったのを契機に地元の愛媛や京都で、お寺ライブを開いている。
 
 薬師寺さんは「お寺は天井が高く音響もいいし、理想のライブハウス」と語る。座布団に正座して穏やかな雰囲気で、他のファンと交流できるのはお寺ならではだ。会場ではファン同士でお土産を交換する姿も。「そんな縁を大切にしてほしい」(薬師寺さん)
 
 ユーチューブで見たのがきっかけでファンになったという、兵庫県から来た会社員の山王到さん(53)は「お寺ライブは初めて。お寺の暗いイメージが吹っ飛んだ」と興奮気味だ。
 
 会社帰りに駆けつけた京都市在住の林麻衣さん(25)は普段流行の音楽を好んで聴くが、「落ち着いているけど迫力のある、どこか懐かしい音楽が好き」と魅力を語る。「お寺ライブはアットホーム感があって居心地がいい。お寺は入りにくいイメージだったけど、身近になった気がする」
 
 ライブハウスで派手な衣装に身を包み、「電飾の光背」を掲げ仏教を歌う尼さん(35)がいる。その名も「愛$菩薩」、ライブを「法事」と呼ぶ仏教界の正統派アイドルだ。活動を始めたのは「若い人が全くお寺に来ないから」。自ら若い人が集まる京都のライブハウスに乗り込んだ。
 
 小さい頃からアイドルに憧れ、ボイストレーニングに通うなど歌には自信があった。プロが作曲するテクノポップ系のバックトラックに合わせて熱唱する。印象に残る菩薩をイメージした金ぴかの衣装や電光装飾を準備した。効果は抜群だった。ライブをきっかけに若い人がお寺に訪れ、仏教の話や悩み相談をしに来る人も増えた。
 
 活動当初は怒られると思い住職の父に隠れて活動していたが「若い人の共感を得るには同世代の活動が一番」と賛同してくれた。今後は改名し、派手な衣装も捨てるという。「名前と衣装でライブに来てもらう段階は終わった。より中身で勝負していく」と話す。
 
 現役の僧侶で仏教情報誌「フリースタイルな僧侶たち」の代表を務める若林唯人氏は、一見変わった寺ドルの活動は「大歓迎」だという。「仏教界の課題はお寺に人が来ないこと。だが肝心のお坊さんは法事の暗いイメージしかない。若い僧侶の活動がきっかけで仏教がより身近な存在になれば」と思いを語る。
 
 身近なアイドルはアキバではなく「オテラ」にもいた。雑念が多く仕事の遅い記者も一度「寺ドル」に相談してみようか。

如何ですか?
 
これは考えもしない発想ですよね。。
 
ただ、シニア、年配の人には、なかなか理解が難しいのではないか、と思います。。
 
一方で、お寺に通う、墓参り、法要。。を考えないお墓のあり方、価値観というあり方も出て来ました。
 
いったいどういうものでしょうか。
 
引き続き日経です。

今どきの終活 
理想の永眠の場探す
 
 ◇樹木葬、散骨…現場ツアーも
 
 「自分はどこに眠るべきか」――。代々受け継ぐお墓ではなく、個人や夫婦だけの永眠の場を探す人が増えている。少子化や非婚化で継ぐ子どもがいないケースや、「子どもに管理する負担をかけたくない」と考えるケースが多くなったからだ。そうした中、樹木葬や海洋散骨など新しい供養の形が注目され、その現場を見て回る旅行会社などの「終活ツアー」も実施されている。ツアーに参加する人々に、思いを尋ねた。
 

担当者の説明を聞きながら、3月にオープンしたばかりの樹木葬エリアを見学する参加者たち(東京新宿区で)

 

 
 ◇継がなくていい墓
 東京都新宿区の瑞光寺。その敷地の一角にある「牛込庭苑」は今年3月にできたばかりの樹木葬の墓地だ。樹木葬は、従来のように墓石を建てず、遺骨を直接土の中に埋めて自然に返したり、樹木の根元のスペースに骨つぼを納めたりする。いずれにしても原則1代限りで、墓を継ぐ人は必要ないのが特徴だ。カエデやツツジなど約20種の木々が植えられた約40平方メートルの洋風庭園に、1人用48区画と、2人から4人まで納骨できる45区画が並ぶ。
 
 5月中旬、この墓地を旅行会社の「終活ツアー」が訪れた。参加したのは40~70歳代の29人。特徴を説明する担当者へ向けられた質問は、「いつまで供養してもらえるのか」「死後、どれぐらい費用がかかるか」に集中した。
 
 「原則として、最後に入ったお骨が13回忌を迎えた際に、敷地内の供養塔に移します。その際の費用は無料です」と担当者。供養塔では、他の人と一緒に合葬される。
 
 神奈川県鎌倉市から参加した女性(46)は「以前、3か所あった先祖代々の墓を整理しようとしたら数百万円かかると言われた。樹木葬なら子どもに迷惑をかけることもなさそう」と納得した様子だ。埼玉県越谷市の中村恵美子さん(67)は「2人の息子の手を煩わせたくない。海洋散骨も検討したい」。
 
 このほか、「先祖代々の墓は、子どもがいる弟家族に継いでもらった。自分の行き場がない」(71歳・男性)など、参加者は口々に境遇を語った。
 
 この墓地など、都内や千葉県内などの樹木葬を仲介する「アンカレッジ」(東京都)の伊藤照男代表(41)は「死後にかかる費用まで、自分で見通しをつけたいと考える傾向が強くなった。自分が遠方の墓の管理や親戚づきあいに苦労したため、同じ思いを子どもにさせたくない人も多いようだ」と指摘する。樹木葬の場合、1人分で50万~80万円程度が相場という。墓石のある墓を建てると数百万円かかるのを考えれば、費用も安く抑えられる。
 
 ツアーは、シニアの利用が多い旅行会社「クラブツーリズム」が2014年から定期的に催しており、樹木葬や、手元に遺骨が残らない海洋散骨の現場を体験する内容が人気を集める。この日は都内計3か所の樹木葬を見学したほか、移動中のバスの中では、死後の手続きや墓じまいの手順なども解説した。
 
 ◇周囲と話し合って
 
 こうしたツアーは、他の旅行会社でも不定期に実施されているほか、葬儀社も募集している。海洋散骨を専門に手がける「メモリアルスタイル」(東京都)は、花びらをまいて散骨を模擬体験するクルーズを2か月に1度実施。毎回10組ほどが参加している。
 
 終活カウンセラーの佐藤陽さん(43)によると、数年前までは60~70歳代が中心だった終活が、最近は、親や自分の将来を心配する20~40歳代にも広がっているという。ただし、注意すべき点もある。佐藤さんは、「自分だけ樹木葬にして先祖の墓が放置されていたり、相談せずに散骨をして『墓参りする場所がない』と家族間のトラブルになったりするケースもある。周囲とよく話し合って終活をすることが大切」と話している。
 
 
 ◇「墓がない」は2割弱
 
 日本消費者協会が2016年に行った調査では、現在「墓がない」と答えた人は全体の17.2%だった。
 
 墓がない人のうち、将来「新たに墓を確保する」とした人は15.8%にとどまった。一方で、半数近い44%が「樹木葬」や「散骨」を望んでいた。
 
 また、「その他」を選んだ人が30%おり、その中には、個別の墓ではなく永代供養墓などでの合葬を希望する人が目立った。「骨つぼも墓もいらない」「火葬場で廃棄して構わない」などと供養そのものを不要と考える人もいた。
 

 

どうです?
 
お寺の法要で、お坊さんが、この多様性にふれて話しておりました。
 
後世に迷惑をかけたくないから。。といいますが、今まで迷惑をかけてこなかった人なんているのでしょうか。
 
迷惑というと聞こえが悪いですが、皆、お互いに助け合い、持ちつ持たれず、支え合って生きて来てるのではないでしょうか。
 
と。
 
確かにそうですよね。
 
一方で、お寺はお寺で、こういうように説明していかないと、綺麗事抜かして門徒さんがいなくなってしまう、お墓を持たない世の中が当たり前になって欲しくない、お寺の存続、お坊さんの存続が危うくなってしまう。。
 
という危機感があることも正直な本音でもあると思います。
 
どれが良い悪いはないですが、私は、日本の昔から続いてきた古き良き日本の文化、慣習を受け継いで行きたい、と考えております。
 
皆さんはどうですか?
 

 

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≪家裁が扱う調停や審判 初の100万件!? 昨年、離婚・相続の争い増加・・≫ [チェック]

皆さんは、家庭裁判所なんてご利用されたことはないですよね?・・
ちなみに僕はあります。
前妻と離婚する時に利用しました。。
ただ結果的には、家裁は強制力はないため、前妻が出席に現れず、家裁は無効になってしまったんですけどね・・
家裁は本格的な裁判とは違いますけど、でもいずれにせよ、出来れば裁判なんてやりたくないですよね・・
ですが最近では、昔のように離婚が珍しくなくなった現代では、家裁を利用することにあまり抵抗がない方が増えた?ようですよ。
といいますのも、家裁で扱う家事事件が初めて100万件を超えるようですね。
その内訳に、離婚案件も増加しているようです・・
では、チェックしてみましょう。
日経のこちらです。

離婚「裁判沙汰」抵抗なく
家裁の案件、昨年100万件超 ネットで容易に情報収集
 家庭裁判所が扱う「家事事件」が2016年に初めて100万件を超えることが確実になった。大きな要因の1つが、離婚をめぐる夫婦のトラブルが数多く家裁に持ち込まれるようになったことだ。養育費や子供との面会をめぐる争いが増えており、専門家は「対立が深まって裁判所頼みになる前に、問題を解決できる仕組みが必要」と指摘する。
 「夫婦が激しく争い、歩み寄りが難しい案件が増えた」。離婚を巡る争訟に詳しいベテラン裁判官は実感を語る。人口動態調査によると、2015年の離婚件数は約22万6千件。前年より増えたが、30万件近くあった00年代前半と比べると低い水準だ。結婚件数そのものが減っていることなどの影響とみられる。
 しかし、離婚に絡む法的な争いは増えている。例えば、子供と一緒に生活して世話をする「監護者」を定める調停と審判の申し立ては15年に4562件と、10年間で3倍以上になった。1組の夫婦が離婚や養育費の支払い、子供との面会など複数の事件で争うケースも目立つ。
 専門家は夫婦の問題が裁判沙汰になるのを敬遠した風潮が弱まり、裁判所に解決を求めていると分析する。早稲田大の棚村政行教授(家族法)は「インターネットで(調停などの)手続きや専門の弁護士を簡単に調べることができるようになり、裁判所で決めてもらおうと考える人が増えた」とみる。
 東北大の水野紀子教授(民法・家族法)は「これまでも養育費や面会を望みながら泣き寝入りしていた人は多かったはずだ」と指摘。「婚姻中から十分な生活費が渡されずに困るケースなどもあり、早い段階で行政が関わり、離婚の条件や子供の養育の問題を解決できる仕組みが必要だ」と話す。
 対策を講じた自治体もある。兵庫県明石市は14年から離婚届を出す人らに対し、養育費支払いの期限や面会の内容・頻度を書き込む合意書などを配っている。法務省は明石市の例を参考に合意書作成の手引をまとめ、全国の市区町村にこうした取り組みを促している。
 家裁は離婚のほか、後見や相続などに関わる審判や調停を中心に手がける。高齢化の進行を映して後見人の選任・監督や相続放棄なども増えており、家事事件全体の件数を押し上げた。
 一方、一般の民事事件・行政訴訟、窃盗などの刑事事件、少年事件はいずれも減少傾向にある。刑事事件についてみると、16年1~11月に全国の裁判所が受理したのは被告の人数ベースで約91万件だった。
 16年は初めて家事事件が刑事事件を上回る可能性がある
家裁が扱う調停や審判 初の100万件
昨年、離婚・相続の争い増加
 離婚、相続といった親族間の問題が調停や審判として家庭裁判所に持ち込まれる「家事事件」が増えている。2016年の件数は1949年の統計開始以来、初めて100万件を超えることが確実になった。進む高齢化や裁判を巡る意識の変化が背景にある。
 最高裁の司法統計によると、16年1~11月に全国の家裁が受けた訴訟や審判、調停などの件数は計93万9992件(速報値)で前年同期を5万件超上回った。月間8万件超のペースで推移しており、年間では最多だった15年(96万9953件)を超えるのは確実だ。
 増加が目立つ案件は相続放棄の手続き。住む予定のない実家などを相続しない人が急増し、15年の申立件数は約18万9千件で30年前の4倍。遺産相続に絡む争いも多く、故人の財産の分け方を決める遺産分割の調停は約1万2千件と10年間で3千件近く増えた。
 離婚に伴う争いも多い。別居中の夫婦が生活費などの負担割合を決める「婚姻費用の分担」の調停や審判は、15年に約2万3千件と10年間で2倍以上に。子供との面会交流を求める調停なども10年前の約5千件から約1万4千件に増えた。専門家は「当事者だけでは解決に至らない場合に裁判所を利用しようと考える人が増えてきている」と市民の意識の変化を指摘する。

いかがですか?
くっつく時よりも、分かれる時の方が本当にパワーを使いますし、本当に大変です。。
当人同士、親族間では、なかなか上手く解決しないことの方が多いでしょう。
出来れば、分かれるような話しにならないことが一番良いですが、しかし今後も、こうして行政機関を利用することが珍しくはなくなっていくのでしょう。。
で、さらに・・
最近では、こんな離婚も増えているようですよ・・
これは、僕も知りませんでした・・
こちらです。
最後は読売です。

「死後離婚」急増 配偶者の親族と絶縁
介護に抵抗感 相続影響なし
 配偶者の死後に、その親族(姻族)との関係を法的に解消する姻族関係終了届を提出する人が増えている。「死後離婚」などと呼ばれて関心を集めている。義父母の介護負担や「家」に縛られることへの抵抗を感じるのか、女性が届け出る例が多いようだ。
 東海地方に住む40代のパート女性は2014年、夫をがんで亡くした後、姻族関係終了届を出した。同居の義母との折り合いが悪かったが、親族に義母の面倒を見るように言われたり、勝手に家に上がられ夫の遺品に手を付けられたりして、嫌気がさした。終了届を出すとともに自宅から転居し、義母とも夫の親族ともつきあいを断った。
 終了届の件数は増えている。法務省の戸籍統計によると、10年ほど前は1800件台だったが12年度に2000件を突破、15年度は2783件に急増した。戸籍上の手続きなので遺産相続や遺族年金の受給には影響しない。戸籍を旧姓に戻すには、「復氏届」を提出する。
 背景の一つにあるとみられるのは、配偶者の死後に義父母など姻族の介護を任されることへの不安だ。民法は血縁者に互いの扶養義務を定めているが、姻族には基本的に義務はない。ただし血縁者がいない、血縁者では扶養が困難などと家庭裁判所が判断すると、姻族が扶養義務を負う場合がある。
 離婚カウンセラーの岡野あつこさんのもとには、08年のリーマン・ショックと前後して、終了届についての相談が増え始めた。「経済的な不安がある中、義父母を介護する負担を避けたいと考える女性が多い。配偶者の親族との縁を断ち、自分の生活を守りたいという意識が強くなっている」と話す。
妻「人生縛られたくない」
 亡夫との関係に区切りをつけるために提出する例もある。大阪府在住の高原彩規子さん(59)は13年に終了届と復氏届を提出し、2年前に死んだ夫と「死後離婚」した。夫の不倫に悩んでいた高原さんは「本当は生前に離婚したかった。この制度のおかげで精神的にも離婚でき、自分を取り戻せた」と振り返る。
 夫婦問題カウンセラーとして活動する高原さんのもとにも、死後離婚についての相談が相次ぐ。女性が圧倒的に多いという。「女性の意識が変わり、自分の人生は自分で選択し、夫の死後まで人生を縛られたくないと考える女性が増えてきた」と話す。
 中央大の山田昌弘教授(家族社会学)は「『嫁は家を守り、義父母らの面倒を見るべきだ』という古い価値観はまだ根強い。姻族関係終了届は、『嫁』が意思表示する手段になりうる。こうしたケースは今後も増えるのではないか」と話している。
 ◆ 姻族関係終了届 =民法に基づき、自治体に届け出る。姻族とは、結婚により配偶者の父母や兄弟姉妹などと結ばれる関係。離婚すれば姻族関係も自動的に解消するが、死別の場合は関係が継続する。終了届は配偶者の死亡届後いつでも提出でき、期限はない。姻族側の了承は必要なく、姻族側に通知もされない。

どうです?
女性が圧倒的に多い、ということです。。
これも時代ですね。
女性が、より社会進出する時代になって、こういうことも言える世の中になってきたのではないかと思います。
一度きりの人生80年、どれが良いとか悪いではなく、人によって多様な生き方が選択されるようになって来ましたね。。
誰の人生でもない。自分の人生。。


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≪無痛分娩、広がる!? 安全性高く、回復も早く 費用は高額、産後に頭痛も・・≫ [チェック]

皆さんは、無痛分娩、というのをご存知でしょうか。
読んで字の如く、出産時に無痛で出産する方法、というものです。。
知らない人からすれば、出産というと、女性が痛いのを頑張って乗り越えてくれて。。ということしか知らないため、無痛?で出産なんかあるのか?。。というように思ってしまいますよね。。
しかし、欧米では、既に昔からある方法のようです。。
液体ミルクを既に活用している欧米は、分娩でも、日本の先を行っているようですよ。。
早速、チェックしてみましょう。
日経です。

無痛分娩、広がる  
安全性高く、回復も早く 費用は高額、産後に頭痛も 
 局所麻酔でお産の痛みを和らげる無痛分娩が広がりつつある。2008年度に実施したアンケート調査では全体の2.6%だったが、現在は約5~10%に増えていると医師らはみている。24時間無痛分娩に対応できる病院も徐々に増え始め、分娩中に無痛を選択することも可能になってきた。
 東京都に住む30代のA子さんは昨年、初めての妊娠が判明した。うれしい半面、友人から「背中をダンプローラーで何度もひかれる感じ」というお産の体験談を聞き、痛みへの恐怖を覚えるようになった。迷った末に「痛みが少なく、産後の回復も早い」と聞いて無痛分娩を選んだ。
 出産は女性が経験する最もつらい痛みとされる。子宮が収縮する際に起きる陣痛の間隔が次第に短くなり、10分おきになったらお産が始まる。陣痛は次第に強く、間隔も短くなり、胎児が下りてくると、さらに産道が広がる痛みが重なる。赤ちゃんが出てくるまで10~15時間痛みが続く。
 □   □
 無痛分娩を早くから手掛けている順天堂大学の角倉弘行教授は「ここ10年ほどで、無痛分娩を取り入れる医療機関が増えてきた」と話す。
 さらに一年365日、24時間いつでも無痛分娩に対応できる病院も登場している。順天堂大学付属順天堂医院や東京マザーズクリニック(東京・世田谷)、大阪大学付属病院などだ。
 無痛分娩は、通常は産科麻酔ができる医師がいる日に合わせて出産日が設定される。前日から入院し、医療器具を使って子宮口を広げ、陣痛促進剤で陣痛を起こして出産につなげる。初産だとうまく子宮口が開かずに数日かかってしまい、かえって母体の負担が増えてしまうケースも報告されている。
 一方、24時間対応なら、出産日をあらかじめ決めておく必要はない。通常の分娩と同じように、自然に陣痛が始まってから入院する。陣痛を起こすために薬を使う必要もないので、「できるだけ自然に産みたいというニーズにも応えられる」と大阪大の大滝千代講師は話す。
 お産が始まってから無痛分娩にするかどうかを決めることも可能だ。「ぎりぎりまで無痛にせずに頑張りたい」「やはり耐えられないから無痛にしたい」など、その場で判断できる。
 無痛分娩で使う麻酔は「硬膜外麻酔」と呼ばれる。腰の後ろから管を入れ、脊髄を取り巻く硬膜と呼ばれる部分の外側に麻酔薬を注入する。脊髄には痛みを伝える神経が集まっており、その信号が脳に伝わるのを麻酔薬で遮断する。
 ただ硬膜外麻酔は、効果が出始めるまでに10~20分かかる。より早く痛みを取るために、より脊髄に近い場所に麻酔薬を入れる「脊椎麻酔」を併用することもある。この方法だと、数分で効き目が表れる。
 どのタイミングで麻酔薬を使い始めるかは病院によって異なる。順天堂大の角倉教授は「痛みの感じ方は人それぞれ。本人が希望した時点で、我慢できる程度に投与する」と話す。出産の途中で痛みが強くなってきたら、麻酔薬を適宜追加する。
 □   □
 無痛分娩は痛みが少ないだけでなく、お産がスムーズに進む面もある。愛育病院(神奈川県大和市)の井沢秀明理事長は「40歳以上の妊婦は、無痛分娩の方が(帝王切開でなく)経膣分娩できる可能性が高くなる」と指摘する。痛みがないと緊張が少ないため産道が柔らかく、赤ちゃんが下りて来やすいという。
 また、もし緊急に帝王切開に踏み切るような事態に至った場合、麻酔を注入するルートがあらかじめ確保されている無痛分娩なら迅速に対応できるという利点もある。
 一方で、麻酔によって母親の足の感覚が鈍くなり、いきみにくくなることがある。管を入れる腰部のかゆみや発熱なども報告されている。出産時間は1時間ほど長くなる。ただ麻酔をかけても、すべての感覚が失われるわけではないので、赤ちゃんが誕生した瞬間を感じることはできる。
 出産後には100~200人に1人の割で頭痛が起きる。また自力で尿が出しにくくなり、カテーテルが必要になる人もいる。大抵は2、3日で治る。
 麻酔薬が胎盤を通じて赤ちゃんに悪影響を与えることはないというのが、医学界の通説だ。ただ麻酔によって母体の血圧が低下し、赤ちゃんへの血流が減ることがある。分娩中に血圧を監視し、異常があったらすぐに対処する必要がある。
 無痛分娩を考えている人にとって、最大の壁となるのは費用だろう。お産の費用は病院によって40万円から100万円以上と幅があるが、無痛分娩の場合、さらに10万~20万円の追加料金がかかる。
 側湾症や椎間板ヘルニア手術をした経験のある人、血液が固まりにくい人、抗血栓療法を受けている人などは硬膜外麻酔が使えないこともある。病院によく相談するとよい。無痛分娩の方法やリスクについても説明を求め、十分理解した上で選択するようにしたい。
米欧などで普及 日本は精神論も根強く
 日本では少数派の無痛分娩だが、先進国では普及している。順天堂大学の角倉弘行教授によると、米仏では帝王切開以外の分娩のうち8割以上が硬膜外麻酔による無痛分娩だという。英や独、シンガポールでも、帝王切開も含めた分娩全体の2~6割程度が無痛分娩だ。妊婦が麻酔を受けられる体制が整っている。一方、日本では産科と麻酔科の両方の訓練を受けた医師が少なく、人員が確保できないために無痛分娩を実施できない病院も多い。
 日本で無痛分娩が広がらないのは、費用のほか「『おなかを痛めてこそ母親』との精神論が根強いこともあるのでは」と愛育病院の井沢秀明理事長は話す。家族に反対されたり罪悪感を感じたりしてやめる人が少なくないという。


如何ですか?
この記事を読む限りでは、リスクは少なく、むしろ前向きに利用することを検討しても良いように思います。
これからは、母体のために選択肢があるならば、医療界、社会的にも選択肢を増やす方向を考える、というように、前向きに遂行していく世の中になってもらいたいと思います。
欧米での普及率、定着率からすれば、特段大きな問題はないでしょうし、精神論や倫理的なことも大事ですが、あくまでも本人の選択機会を増やしてあげることが良いと思います。

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≪仕事の社会的意義、福祉車両造り!≫ [チェック]

街で、車椅子ごと乗れる専用車を見かけたことがあるかと思います。

しかし私達は、この車について、あまり深く考えたことはないですよね。。

実は、ここに技術者のものづくりの執念が詰まっているのです。

ある、障害者用の専用車の例を紹介しますので、見てみてください。

日経のこちらです。

仕事の社会的意義 中川茂さんに聞く
福祉車両、娘への愛乗せ
開発・量産、熱意実る

 障害を抱える子どもと親のための車造りを目標に

 身体障害者や高齢者が使いやすい福祉車両の開発に携わって11年。車椅子のままバックドアからスロープを上り、助手席近くまで進めて固定させる初の「1.5列目シート」を考案し2005年、世に送り出した。

 「きっかけは1995年、次女が脳に障害を持って生まれたことでした。『治りません』という医師の言葉に凍りつきました。次女の通院が続く日々。やがて、『世の中には、わが家と同じような境遇の家庭が少なくないはず。自分にできることがあるはずだ』と決意しました」

 トヨタ自動車で車の内装設計を担当する技術者だった中川さんは、開発部門への人事異動を願い出る。何度も掛け合い、01年7月、ようやく実現した。

 「それまでは、世の中のことより自分のことで頭がいっぱいのごく普通のサラリーマンで、仕事の社会的意義など考えたこともありませんでした。次女のおかげで、目が開けました。まず特別支援学校を訪ね、親が子どもを自家用車で送迎する様子を観察しました」

 「大半の親は車椅子の子どもを助手席に乗せるため、車椅子をいったん止め、両腕で子どもを抱えて助手席側から車に近づいて器用にドアを開けるのです。学校の駐車場は小さく、隣の車との間隔が狭いため、車椅子で助手席の所まで行けず自分の車のドアも大きく開けられない。雨の日は傘もさせず親子ともびしょ濡(ぬ)れです」

 そこで中川さんは、雨の日に濡れないようにバックドアを上げ、スロープで車椅子を後部座席まで入れられる福祉車両を学校に持ち込んだ。

 「しかし、ある母親から思わぬ言葉が返ってきました。これでは用をなさない、というのです。障害の重い子どもは走行中、首が前に倒れてしまう。自分では起こせず気道が詰まって窒息する危険もある。そのため母親は運転中、何度も子どもの首を起こす必要がある。当時のスロープ車は車椅子を後方に据える方式で、運転席から子どものケアができませんでした」

 「車椅子のまま助手席まで入れられるようにできないか。悩み抜いた末、ひらめいたのが『スロープ車の1.5列目乗車』のアイデアでした。助手席を前方目いっぱいまでスライドさせて折り畳む。すると大きなスペースができ、そこにバックドアから乗り込んだ車椅子を滑り込ませて固定する。子どもの位置は助手席と後部座席の中間くらい(1.5列目)。『これならいいわ!』と母親も言ってくれました」

 
助手席と後部座席の1.5列目に
固定した車椅子



 プレゼンテーションで熱弁、ゴーサイン

 だが、道は険しかった。「車椅子をスロープで乗せようとすると子どもの頭が入り口でぶつかるのです。屋根を4センチ高くしてもらえないかと、車体デザインの部署に設計変更を頼みましたが、なかなか受け入れてもらえなかった。デザインの実務者に、母親が子どもを抱いて車に乗せようとしている写真を見せて『車の屋根を高くできれば、お母さんたちが助かるんだ』と説得しました」。その結果、デザイン変更が認められた。「あるデザイン担当者は『4センチ高くしてもかっこいい車を造る』と約束してくれました」

 しかし新たな難問も。「それまで福祉車両は、完成車を解体して改造していたので価格が上がってしまい、普及の妨げになっていました。これを解決するには、一般の車の量産ラインに組み込むインライン生産とするしかありません」

 「それには生産技術部門と製造部門の役員の承諾が必要で、ハードルは高い。福祉車両は需要を見込める台数が少なく、そのために車台の設計を変えるのでは採算が合わない。話をしては課題を突き付けられる状況が約1年間続きました」

 生産技術、製造部門に何度も足を運び、やっと役員へのプレゼンテーションにこぎつけた。「障害を持ったお子さんとその家族は自動車の乗り降りにとても苦労しています。求めやすい価格で使い勝手の良い福祉車両を提供したいのです」

 会議室は静まり返った。沈黙を破ったのは生産技術部門の役員でもある工場長。「ウチの工場見学コースは確か車椅子が通れなかったよな。俺たちも来年からこういう車を造るんだから通れるように通路を広くしてくれないか」。執念が実った。

 「05年10月、1.5列目仕様の福祉車両が発売されました。障害を持つ子どもの親から感謝の手紙が届きました。その一通一通に親子の姿を思い浮かべ、車造りを通じて社会の役に立ちたいという思いが、幾分かは叶(かな)ったことをかみ締めています」

 「次の目標は、高齢者の役に立つ車造り」と中川さん。「早速、長時間快適にドライブを楽しめる車椅子を開発しました」

 座席が沈み背もたれが倒れることで体重が分散され、ブレーキをかけた時に前のめりになったりカーブで左右に揺れて体がこわばったりするのを防げる。

 「これからは施設ではなく住み慣れた自宅で過ごすお年寄りが急増します。ただ、家族に迷惑をかけたくないと車での外出を遠慮して家にこもるお年寄りも少なくありません。楽しい外出を通じて、年をとるのも悪くないと実感してもらえるようにしたいと思っています」


販売台数、20年で10倍 増える高齢者、需要加速

 福祉車両とは、身体障害者や身体機能が衰えた高齢者が利用しやすいよう、スロープを付けて車椅子やストレッチャーのまま乗り降りできたり、シートが回転・昇降したりする工夫を施した自動車。(1)体が不自由な人の介護や送迎に利用する「介護式」(2)体が不自由な人が自分で運転する「自操式」のほか、ノンステップバスやリフト付きバス、電動車椅子などがある。
日本自動車工業会(東京)の統計によると、2015年度の国内の販売台数は計4万4745台と、20年間でほぼ10倍に増えた。特に軽の福祉車両は小回りが利き、狭い道でも入り込める点などが支持されて、14年度まで5年連続で増加した。

 人口の高齢化で介護を必要とする高齢者の急増が予測され、業界は今後の需要拡大を見込む。中川さんは「家に閉じこもりがちなお年寄りが家族とともに外に出ていくきっかけをつくっていきたい」と話している


なかがわ・しげる 

 1963年生まれ。86年トヨタ自動車に入社。生産技術、内装設計を経て2001年から同社が手掛ける福祉車両「ウェルキャブシリーズ」開発を担当。10年からウェルキャブ主査としてウェルキャブ全体の開発を担当している。

 

如何でしょうか。

自分の子供のことがきっかけとなり、世の中の同じような人達のために。。

社内で了承を得るために戦い、そして世の中へ。。

当たり前のように見ていた車の光景が、このような背景があったのですね。。

このような車を作れるのは、日本ならではないでしょうか。

そんな中、東京オリンピック、パラリンピックに向けて、障害者、車椅子などへの、改めての理解、サポート支援が広がって来ました。

政府が鉄道会社へ、このような省令を出すようですよ。

引き続き、日経です。

車いす・ベビーカーの優先スペース2倍
鉄道会社向け省令、政府が見直し

 政府は電車内で車いすやベビーカーを折りたたまないまま優先的に置けるスペースを2倍に広げる。1編成につき1カ所の設置を鉄道会社などに義務付けているが、2017年から2カ所以上にする方針。20年の東京五輪・パラリンピックに向けてバリアフリー対応を強化するとともに、混雑時にベビーカー利用者が乗りにくいといった問題の対策につなげる。

 内閣官房、国土交通省が調整を進め、バリアフリーに関する省令を見直す。見直し後、鉄道会社などは新車両を導入のする際から適用する。車両数が多い場合は3カ所以上の設置を指針で求めることも検討する。

 いまも例えばつくばエクスプレスは2号車と5号車に1カ所ずつ優先スペースを設けている。全国のJRや私鉄でも1編成に複数の優先スペースのある電車が増えているが、1カ所にとどまっているものも多い。

 混雑した電車内で子どもを乗せたベビーカー利用者が邪魔者扱いされるなど、周囲との摩擦が社会問題になっている。優先スペースを増やして利用者の不安を和らげる。

 車いすの利用者が集団で電車に乗り込む際に駅員の対応が追いつかず、発車時間の遅延を招くケースもある。こうした問題についても政府は今年度中に検討会議を立ち上げ、対応策をまとめる。

どうです?

こういう国の介入であれば、歓迎ですよね!

と言いますのも、このようなことは、民間が積極的に自発的になかなか取り組めない?ため、政府が大胆に介入して主導していった方が良いですからね。


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≪処方薬代、薬局で広がる差!お薬手帳持参で安くなる!?≫ [チェック]

皆さんは病院に行く時、お薬手帳を必ず忘れずに持参しておりますでしょうか。

僕は、必ず持参しております。

しかし、以前は、持参を忘れてしまうことの方が多かったです。

それがなぜ、今は必ず持参するようになったとのでしょうか。。

それは、お薬手帳を持参すると、薬代が安くなるからです!

皆さん、ご存知でしたか?!

このことを早速見てください。

日経です。

処方薬代、薬局で広がる差
「かかりつけ」利点を見極め

 病院や診療所が出した薬の処方箋をどこの薬局に持ち込むかで、調剤にかかる料金が異なるのをご存じだろうか。患者の行動や判断で変わる料金もある。どうしてこんな複雑なことになっているのだろうか。患者は薬局をどう選べばいいのだろうか。

「次からはお薬手帳を持ってきてもらえば40円安くなりますよ」

 東京都内の主婦(52)は先月、家の近所の薬局で処方箋を出したところ、こんな声をかけられた。制度が変わったからと説明された。「よくわからないけど、とりあえず次からは手帳を忘れないようにしよう」と主婦は思った。

 健康保険で受ける医療の料金は手術でも薬でもすべて政府が一つずつ決めており、これを診療報酬と呼ぶ。4月にこの診療報酬の改定があったため、薬局で支払う費用も一部変わった。

 薬局は患者に薬を出す際、どのような薬が処方されたかを記録し、服用方法などを指導する費用として「薬剤服用歴管理指導料」という報酬を請求できる。この料金は原則500円だが、2回目以降は「お薬手帳」を持参した患者の場合、380円に下がった。

 差額は120円だが、現役世代の患者は3割負担なので、実際に患者が払う額は四捨五入で40円の差となるわけだ。

 
 手帳持参で負担減
 お薬手帳とは、薬局などでもらえる手帳で、ここに処方された薬の名称や用法、用量が書いてあるシールを貼っていく。医療機関で処方された薬のすべてを一冊の手帳に記録していくことで、飲み合わせの悪い薬や重複している薬がすぐにわかり、緊急時にも役立つ。利点が多いとして政府は普及させたい考え。そこで、手帳を持ってくる患者の負担が減るようにした。

 薬局でかかる料金はこの指導料だけではない。ほかにも様々な料金があり、それが薬局ごとに異なる場合がある。合計金額ではどのような違いが出るか。高血圧症の患者が降圧剤を処方された例で見てみよう。(表A)

 降圧剤は価格の安いジェネリック(後発)薬を使う。この代金(薬剤料)が840円。また飲み薬1種類を28日分出したときの調剤料は800円。ここまでの計1640円はどこの薬局でも同じ。しかし最終的な料金は、2340円から2750円まで様々。3割負担の患者なら100円以上の差となる。

 料金が異なる原因はお薬手帳の有無のほか、「調剤基本料」にもある。薬局に処方箋を持ち込むと必ずかかる料金だ。基本は410円だが、大病院のすぐそばにあって、その病院が発行する処方箋ばかり大量に受け付けているいわゆる“門前薬局”だと、250円に下がる。さらに門前薬局のなかでも、チェーンの大型薬局などは200円だ。

 政府は医師と同様、薬局についても患者に「かかりつけ」を決めてもらう方針を掲げる。お薬手帳も活用しながら、その患者に複数の医療機関が出す薬のすべてを把握するかかりつけ薬局があれば、安全性・効率性が高まるからだ。しかし一部の門前薬局などは処方箋通りに薬を出すだけで、求められる役割を果たしていないとして、懲罰的に調剤基本料を下げた。

 ただし料金が下がると患者負担も安くなって、そこに患者が集まるという矛盾が生じかねない。「この問題への対策という面もあって」(厚生労働省)、これら門前薬局では患者がお薬手帳を持参しても「薬剤服用歴管理指導料」を下げないこととした。
 
 「相性」で選ぶ
 

 4月から「かかりつけ薬剤師指導料」という料金が新設されたことにも注目しておきたい。最近薬局に行った人の中には「私をあなたのかかりつけ薬剤師にしませんか」と声をかけられた人もいるかもしれない。

 これは、薬局の中の特定の薬剤師を患者同意のうえで、かかりつけ薬剤師と決めたとき、調剤のたび取れる料金で、金額は700円。この薬剤師はその患者に処方される薬をすべて把握するほか、24時間患者から連絡がつくようにすることなどが求められる。

 かかりつけ薬剤師を決めると、薬剤服用歴管理指導料は請求できなくなるが、合計金額はやはり少し高くなる。なかには丁寧に説明もせず同意書に署名させようとする薬局もあるようだが、納得できなければ、きっぱり断るべきだろう。

 「かかりつけ薬剤師指導料を取らなくても、かかりつけの機能は果たしている」という薬局もある。日本薬剤師会も「高齢で複数の医療機関にかかっており、自分では薬の管理がおぼつかないといった患者向き」と話している。

 一般的に後発薬を使うことで薬局でかかる費用は安くなる。また、それ以外でも患者の選択で変化する部分が確かにあった。しかし、わずかな安さを求めて遠くの薬局を探すより、「身近な場所で常に行く薬局を決めることが患者のためになる」(厚労省)との声は関係者にほぼ共通する。

 その際の薬局は「相性で選ぶのが一番」(日本薬剤師会)だそうだ。「薬剤師の入れ替わりが少なく、気軽に立ち寄れて、地域の医療機関の情報も豊富なところがよい」(実務薬学総合研究所の伊集院一成社長)ともいわれる。
 これらも参考に信頼できるかかりつけの薬局を探したい。ただそのためにも、かかりつけを持つメリットをもっと感じられる工夫が必要だろう。

 

如何ですか?

値段が安くなるなら、薬手帳を持参しますよね!

こういう国の取り組みは、双方にとってポジティブで良い効果をもたらしますね!

一方で、薬について、今まであまり取り上げられなかった?こんな問題があるのをご存知でしょうか。。

引き続き、日経です。

妊娠と薬の悩み、専門外来で相談
全国40カ所、集積データを判断材料に 持病治療と両立支える

 妊婦や妊娠を考えている夫婦が、持病などの薬の服用について相談できる専門外来の開設が広がっている。医薬品によっては「妊娠中は服用を控える」などと注意書きされ、使用を続けていいのか、妊娠した場合に胎児に影響は出ないのかといった悩みは大きい。窓口では海外の事例などをもとに「安全かどうか」を助言。妊娠・出産の決断を支えている。

 「妊娠したいが、薬を飲み続けても大丈夫でしょうか」。虎の門病院(東京・港)にはこんな相談が年間300件寄せられる。うつ病などの精神疾患から花粉症や風邪の薬まで幅広い。


 4000種以上を網羅

 同病院は1988年に全国に先駆け、産婦人科医が対応する「妊娠と薬相談外来」を設置した。以来、医師と薬剤師がチームを組み、研究が進んだ海外の論文を集めて独自に分析してきた。現在では大衆薬(一般用医薬品)や難病の治療薬なども含め、4千種類以上の薬の情報を提供する。保険適用の対象外で、料金は1万2千円が目安だ。

 パニック障害を患った関東地方の40代の主婦は20代後半の時、主治医に「薬を服用しながら妊娠すれば胎児に異常が出るリスクがある」と助言され、服用を中断した。しかし精神的に不安定になって服用を再開、妊娠はあきらめていた。ただ出産の願望は強く、虎の門病院へ。調べた結果「異常の恐れが大きいという証拠はない」と判明し、30代後半で女児を産んだ。

 同病院産婦人科の横尾郁子医師によると、持病などで薬を服用する人には医師が妊娠を勧めないことがある。妊娠しても臓器の奇形など胎児に異常が起こるリスクを示唆し、中絶に至る場合も。横尾医師は「服用しても問題ない薬は多い。飲まずに体調が悪化すれば、育児などに悪影響が出る」と指摘する。

 薬と妊娠の問題に悩む女性を手助けする外来が増えている。2005年には厚生労働省の事業で国立成育医療研究センター(東京・世田谷)が「妊娠と薬情報センター」を開設。米国などの投与実績をもとに、30分1万円で医師と薬剤師が面談で助言する。

 情報提供など同センターの協力を受け、大学病院などが「妊娠と薬外来」を相次ぎ開設。約40の医療機関に広がり、来年度には全都道府県に1カ所は同外来がある体制が整う見通しだ。

 
患者が記入した問診票をもとに服用中
の薬について調べる(東京都世田谷区
の国立成育医療研究センター)

 問診票送るだけ

 利用の仕組みはこうだ。まず服用中の薬などについての専用の問診票を同センターのホームページからダウンロードして記入・郵送。センターは薬の危険性などを調査した上で、最寄りの妊娠と薬外来を紹介する。電話相談にも応じるほか、主治医に調査結果を送付してもらい、そこで相談もできる。相談件数は合計で年間2千件を超すという。

 支援が広がる一方で、添付文書に「妊婦や妊娠の可能性のある人には投与しない」「有益性が危険性を上回る場合にのみ投与する」などと記載された医薬品は多い。なぜだろうか。

 医薬品開発では動物実験などを経て、人に投与して安全性や有効性を確認する臨床試験(治験)が行われる。ただ母体などへの影響を考え、通常は妊婦には治験をしない。「安全性を証明できないため、『服用を控える』などと書かれるケースが多くなっている」(虎の門病院の横尾氏)

 妊娠の時期によって注意すべき薬はある。日本産科婦人科学会の「妊娠と薬に関するガイドライン」などによると、妊娠4~7週末は胎児の心臓や手足が形成される時期で、医薬品の影響が比較的出やすい。血栓症を防ぐ薬や皮膚病の乾癬(かんせん)治療薬によって、胎児に異常が出ることが確認されているという。

 妊娠と薬情報センターの村島温子センター長によると、米国では妊婦への投与が禁じられた薬は日本に比べ少なく、国が投与後の影響の追跡調査に取り組んでいる。日本はこうした海外の情報頼みなのが現状だ。

 このため同センターは相談を受けた妊婦の服用後の影響について出産後まで調査し、データベース化を進めている。すでに約6千件の情報が集まり、今後、相談に対する国内の具体例などとして活用する計画だ。

 村島センター長は「妊婦らが利用できる薬についてあまり知らない医師は多い。実例を積み上げ、普及を図っていく必要がある」と話す。

 

どうです?

この問題は、女性活躍、待機児童問題の時代背景により表に出てきたのでしょうかね。。

時代背景関係なく、大事な問題なので、取り組んでもらいたいですよね。

ただ、治験が出来ないのはそう思いますが、反面、30分の相談で1万円。。って、弁護士のような相談料ですね・・

これも、人手が足りないからなんでしょうね。。

こんな状況のようです。

最後も日経です。

専門の薬剤師育成

 妊娠と薬について専門の薬剤師を育てる動きもある。日本病院薬剤師会(東京・渋谷)は妊娠・授乳中の女性の相談に乗り、助言する「妊婦・授乳婦薬物療法認定薬剤師」の資格を2008年度に設けた。それぞれの薬を服用する影響の有無や程度などを講義で学び、試験を経て認定される。

 15年10月時点で認定されたのは119人と、まだ少ない。同会は「妊娠と薬についての相談窓口が全ての病院にあるわけではない。こうした資格の認定者を増やし、気軽に相談できる体制を整えていきたい」としている。

保育士、介護士が人手不足ですが、こちらの専門薬剤師も必要ですね。。

これらの職種の、公務員化、待遇の改善など、引き続き、人手不足を解消方法を考えていかねばなりませんね。


 

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≪患者ロボで手術訓練!?≫ [チェック]

人口知能AIやロボットを、社会に役立たせようと、様々な取り組みが行われるようになってきましたね!

で、こんなところでも、ロボットが活躍の場を広げようとしているようですよ。

病院で患者ロボ。

いったいどんな取り組みなのでしょうか。。

早速、チェックしてみましょう。

日経です。

患者ロボで手術訓練
若手医師の経験値アップ 血管「再現」手さばき伝える

 ケガや病気で手術を受けるなら、経験豊富な医師を望む人が多いだろう。一方で医師が技能を磨くには、1人でも多くの患者を相手に実践を繰り返すしかない。患者の望みに応えつつ、若手医師を育てる方法はないか。ジレンマの克服に向けて、手術の訓練に使う患者そっくりのロボットを開発する試みが動き出した。

 都内の大学病院に勤める20代の研修医は、外科手術に立ち会ったときの緊張感が忘れられない。自分の正面にはベテランの執刀医がいた。「もっとやさしく」「もっとゆっくり」などの指示が執刀医から飛んだ。自身も手を動かし、時間が過ぎるのも忘れるほどだったと振り返る。

 だが、強く印象に残ったのは、もう一つ理由がある。この手の経験を繰り返して手術の技能を高めるのはごく普通のやり方だったが、「少し非効率的では」と思えたからだった。

□   □

 先輩医師の技を「見て盗め」とされてきた。指示は抽象的な言葉が多い。手術を受ける側の患者から評価を聞くわけにもいかない。患者にとって望ましい技能を身につけているのかどうかがわかりにくい。

 東京大学の原田香奈子准教授が率いるチームは政府の「革新的研究開発推進プログラム」の一環で、患者をロボットで再現する試みを始めた。

 開発するロボットは「バイオニックヒューマノイド」と呼ぶ。計画では、樹脂製の体に柔らかい素材で作る内臓を詰める。頭部には素材を何層にも積み重ねた脳が収まる。高分子のチューブを血管に見立てて体中を巡らせ、血液に似た粘り気のある液体を流す。臓器や血管の周りに付けたセンサーが人工神経となる。どこまで手術器具を挿入したら臓器などが傷つくかを表現できるようにする。

 
開発中のバイオニックヒューマノイド
のイメージ。精巧な頭部のモデルを
作り手術技術の向上につなげる
(原田准教授提供)

 風変わりな患者を前に、医師は「もっと強く」「もう少し深く」などといった感覚で手術器具を動かす。センサーが圧力や引っぱる力などをとらえ、優れた手術技術を数値化する。

 プログラム・マネージャーを務める原田准教授は「センサーがついた精巧な偽物の人間で手術訓練ができれば人材育成も効率よく進むはずだ」と期待を膨らませる。

 ロボットは患者への負担を「見える化」する。ベテラン医師の手さばきを圧力や強度の数値データで示し、若手に技能を伝えやすくなる効果もある。

 1号機は等身大の女性になる予定だが、当面は、脳外科と耳鼻科の手術に対応できるロボットを作る。

 名古屋大学の新井史人教授らが手掛けるのは眼球の模型だ。網膜の表面に薄い膜がはる「黄斑前膜」という病気を発症する仕掛けを施す。膜を取り除く模擬手術に使うが、太さが0.1ミリメートルの血管も作り込む。

 手術でこの血管を切ってしまったら失明してしまう。どれだけ力を加えれば血管が切れてしまうか。ロボットの血管にあるセンサーがわずかな感触を数値に変える。実際の患者で試すわけにはいかない手術を繰り返し練習できる。

 


□   □


 頭部の血管の開発を担う東北大学の太田信准教授は、模擬血管で材料の弾力を変えて若い人と高齢者の血管を再現するつもりだ。材料を工夫すれば年齢や性別にかかわらずロボットを作れる。政府のプログラムでは7月にも東京大学病院(東京・文京)に模擬手術室を作り、訓練や医療機器の開発が始まる。

 これまでも訓練ロボットは大学の実習現場で活用されてきた。昭和大学などが開発した「昭和花子」は、歯科治療中の痛みを想定した動きをみせる。吐き気や苦しみも訴える。歯科医師の卵が治療経験を積む。

 IT(情報技術)やロボット技術が進歩し、人体で起きる生体反応の原理もわかってきた。すべてをロボットに組み込み、患者に仕立てられる時代が近づきつつある。原田准教授は「練習の機会が少ない手術分野の医師を育成して医師不足の解消に貢献したい」と話す。

 もっとも、ロボットが患者と完全に入れ替わるのは難しい。発症のしくみや症状がよくわかっていない病気などは表現できない。これまで通り、患者と向き合う姿勢は大切だ。

 太田准教授は、精巧に再現した人体が「治療のインフォームドコンセント(説明と同意)の際に模型として使える」と期待する。患者の不安を和らげる利用法もあるという。

 患者に接する医師にとって、大切なのは手術の技能ばかりではない。ロボットの活用とともに、患者の状態をよく観察し、コミュニケーションを図る努力も欠かせない。

如何ですか?

生身の人間を、実験と表することは出来ませんし、一方で経験してレベレを上げていくしなかない医師の現実は、仕方ないとしても、私たち患者側は、正直、怖いですよね。。

そういう意味では、実験に患者ロボが活躍してくれるのは、医師にとっても、私達にとっても良い試みですよね!

このように、ロボットが活躍するのは、画期的ですね!

続きまして、AIではないですが、AIのように医師に診察の手助けをしてくれるコンピュータソフトの試みもあるようですよ。

こんな感じです。

引き続き、日経です。

問診時はソフトが手助け
「頭ガーン」痛み数値化 症状の分析に期待

 医師が患者の思いを理解する難しさも課題になっている。患者自身が自らの症状をうまく伝えられない場合も多いからだ。

 電気通信大学の坂本真樹教授は、診察に訪れた患者の痛みや症状をより正確に把握する技術を研究している。開発したソフトは「ズキズキ」や「ヒリヒリ」などのオノマトペ(擬音)から症状の程度を定量化する。問診時に頭痛を「ズキズキ痛い」「ガーンと痛い」といった表現で伝えても、どのような痛みを感じているかがわかる。語彙が少ない子どもや、認知症の高齢者の診断などでの利用も期待できる。

 痛みの定量化では、擬音が含む子音や母音、伸ばす音、濁音などに痛さの程度や頻度、場所が隠れていると考える。子音や母音などに点数を割り振り、音の組み合わせから、痛みの「強さ」や「鋭さ」など8項目を点数化する。

 例えば「チクッと痛い」と患者が言えば、痛みの質を「強さ(0.13点)」「鋭さ(0.22点)」「長さ(マイナス0.31)」などと分析し、数値のバランスからどんな痛みかを読み取る。

 同じ原理で「電気が走るような痛み」などの表現からも、伝えたい症状が分析できるようになるという。坂本教授によると「『ハンマーで殴られたようなガーンとする痛み』から『くも膜下出血の確率が高い』と医師が即座に判断できるようになる」と期待する。

 聖マリアンナ医科大学の松田隆秀教授と共同研究に取り組む。様々な擬音を実際の病名と照らし合わせる技術も共に開発中だ。

 

どうです?

医師の経験や勘どころに頼るのではなく、このように数値化から分析出来れば、誰もが見てわかるようになりますよね。

コンピュータやロボットが、漫画や映画の世界から現実社会の融合に向けて、本格的に動き出しました!

さらにより良い社会に発展していってもらたいですね!

楽しみですね!!


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≪出生前検査で胎児病気確定、8割中絶…≫ [チェック]

少子高齢化社会対策の一つの選択肢、という意味で、以前、卵子凍結についてお話ししました。

新たな先進的な技法である一方で、倫理的な問題に賛否があり、まだまだ一般的な普及には時間がかかりそうです。

で、もう1つ、紹介したいことがあります。

卵子凍結は、妊娠をすることが目的の技法ですが、今度は妊娠後のお話しです。

出生前検査、というのは聞いたことがありますでしょうか。

妊娠中に、胎児がダウン症などの染色体の病気があるかどうか、ということを調べる検査です。

今回はこのことについてのお話しです。

それでは、早速ですが見てみましょう。

読売です。

出生前検査 理解が大切

 2013年4月、新型出生前検査(NIPT)の臨床研究が始まった。この検査は、妊婦から採血し、胎児にダウン症などの染色体の病気があるかどうかを調べる。主に35歳以上が対象で、晩産化などを背景に検査の希望者は増えているが、命の選別につながるとの指摘もあるなど課題は多い。

 東京都の主婦A子さん(46)は昨年5月、妊娠12週の時に、この検査を受けた。43歳で不妊治療を始め、昨春、3度目の妊娠をした。出産予定の病院で検査の説明資料を渡された。「出産前に胎児の病気がわかった方が、事前に勉強ができる」と考え、検査を受けることにした。

 検査前には、専門の医師らが検査の意義や染色体の病気の説明などを行う「遺伝カウンセリング」を受ける。A子さんは夫婦で臨んだが、検査の流れの説明のみで5分程度で終了し、そのまま採血をした。

 A子さんは「どのような結果でも受け止めようと思っていましたが、結果が出るまでは漠然とした不安がありました」と振り返る。結果は「陰性」で、11月に男児を出産した。

 新型検査の認定施設は現在、約70施設で、約3万人が受けた。今後も希望者は増えると見込まれる。

 東京女子医科大学遺伝子医療センター所長で小児科教授の斎藤加代子さんは「十分な遺伝カウンセリングを行わずに、検査を実施する施設が少なくありません。子どもの命にかかわる問題であるにもかかわらず、検査でわかることや染色体の病気について理解しないまま、受けている夫婦が多いのが現状です」と問題点を指摘する。

 新型検査でわかるのは、ダウン症(21トリソミー)、18トリソミー、13トリソミーの三つの染色体の病気だけだ。陽性だった場合、羊水検査などを受けなければ診断は確定できない。たとえ陰性だった場合でも、一般的に3~5%は新型検査ではわからない染色体の病気などを抱えた子どもが生まれるとされている。

 新型検査の共同研究組織によると、診断が確定した妊婦の約8割が人工妊娠中絶をした。その理由の一つに、染色体の病気をもつ子どもが、どのように成長するのかが理解されていないことがあるとみられる。

 斎藤さんは「遺伝カウンセリングでは、染色体の病気の特性だけでなく、命の重さや、病気をもつ人々のいきいきとした生活ぶりを理解することが大切です。一方、中絶などで子どもと死別をした人の精神的な負担は大きく、継続的な心のケアを担う場でもあるべきです」と話している。

如何ですか?

正直、出生前に赤ちゃんの状態がわかるならば検査を受けたいですし、もし、病気とわかり中絶が可能であるならば、僕は中絶の方向で妻と話しをすると思います。

皆さんは、如何ですか?

実態調査を見てみましょう。

引き続き、読売です。

出生前検査で胎児病気確定、8割中絶…44施設

 妊婦の血液を採取して、ダウン症などの胎児の染色体の病気を調べる新型出生前検査の共同研究組織は、2013年4月の開始から昨年12月までに2万7696人が検査を受けたことを明らかにした。

 同組織に加入する44施設の実績をまとめた。

 新型検査では469人が陽性となり、羊水検査などで434人が胎児の病気が確定した。そのうち約8割の334人が人工妊娠中絶をした。妊娠を継続したのは12人で、残りは子宮内で胎児が死亡するなどした。

 新型検査は、日本医学会が67施設を認定して、臨床研究として行われている。妊婦の血液に含まれる微量の胎児のDNAを分析し、ダウン症(21トリソミー)、18トリソミー、13トリソミーの三つの染色体の病気の可能性を調べる。主に35歳以上の妊婦が対象。妊娠、出産を望む女性の年齢が上がっており、検査を受ける人は毎年、増えている。

どうです?

倫理的なことで、あまり大きく公には出せないと思いますが、結果としては、これが本音、実態です。

しかし、卵子凍結と出生前検査は、悪い意味ではなく、私達のより良い社会のため、肯定的に発展していってもらいたいと願います。



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≪介護業の定昇導入助成! 最大200万円!! 人手確保狙う 厚労省 他≫ [チェック]

ここまで、高齢化における医療費、社会保障費削減の政府対策のお話しをしてきました。

他にも、大きくは取り上げられておりませんが、チェックしておきたい対策案がございますので、いくつかご紹介しておきます。

まずは、病院に関するこんな対策です。

日経です。

高額検査にキャンセル料 厚労省方針
病院損失、実費で請求


 
厚生労働省は4月をめどに高額な検査を当日にキャンセルした患者に対し、病院が受けた損失を実費で請求できることを明確にする方針だ。当日に検査がキャンセルされると、検査に使う薬代を医療機関が負担することも多く、経営を圧迫しているためだ。

厚労省が近く医療機関が治療のサービスとして実費請求できる新たな項目を決める。

例えば、高額検査ではがんの有無を確かめる「PET検査」が対象となる。今は使用期限が短い薬を検査時間に合わせて病院が用意しており、検査が取りやめになると病院の負担が大きい。

今後は病院が最低限の費用をまかなえるようにする。患者やその家族が使う院内託児所の使用料も患者に負担を求めることができるようにする。

如何ですか?

キャンセル料がかかるのは大変ですが、病院の準備負担を考えると、これは仕方ないですね。

こういう無駄なお金は、積み重なれば大きな金額になってしまいます。

そのため、私達が協力できることはしていきましょう。

次に、介護において、こんな問題があるようですよ。

引き続き、日経です。

介護負担増やさず
厚労省、不動産売却収入を控除

厚生労働省は17日、土地・建物の売却で一時的に所得が増えた人について、介護の負担額が増えないようにすることを決めた。65歳以上の介護保険料や自己負担の割合は個人の所得を基準にして決まる仕組み。震災の被災地の高台移転や公共事業に協力して不動産を売った人は負担が急増し、不満が強まっていた。基準の所得額から不動産の売却収入を差し引く計算方法に変える。

政省令を改正し、原則18年度に施行する。単純にマイホームを売却した場合も適用される。

厚労省が同日の社会保障審議会介護保険部会に示した試算によると、今の制度では特別養護老人ホームに入居する年収66万円の高齢者が不動産の売却で300万円の収入を得た場合、翌年度の保険料や食費の負担が年176万円となり、前年度より113万円増えるという。

どうです?

これは、建物・土地の所有者からすれば、このように見直してもらわないとやるせないですよね。

で、介護問題の大きな原因となっております、この問題が少し前進しそうですよ。

続いても日経です

介護業の定昇導入助成
最大200万円、人手確保狙う 厚労省

厚生労働省は従業員の賃金に定期昇給制度を導入した介護事業者に対する助成金制度を4月に設ける。制度を導入し、離職率が下がった事業所には最大で200万円を支給する。介護事業者の4~5割には定昇制度がなく、職員は長く勤めても賃金が上がりにくい。年功に応じて賃金を上げる定昇を普及させ、人手不足が深刻な介護職員の確保につなげる。

助成金は3段階に分けて支給する。定昇制度を導入した時点でまず50万円。1年後の離職率が下がっていれば60万円、2年後に離職率が上がっていなければさらに90万円渡す。

基準を満たす離職率の低下幅は事業者の従業員数で異なり、30~99人で7ポイント以上、300人以上なら3ポイント以上の改善を求める。厚労省は2016年度に2400事業所の利用を見込んでおり、財源として雇用保険特別会計から12億円拠出する。

厚労省によると15年12月の介護サービスの有効求人倍率は3.08倍。全職種平均の1.21倍を上回る。離職率も高く、介護労働安定センターの調べでは14年度は16.5%に上った。

なんだかんだで、政府も色々な対策案を出してくれておりますよね。

後はこちらです。

最後も日経です。

訪問介護にも外国人
厚労省方針、深刻な人材不足対応

厚生労働省は19日、経済連携協定(EPA)に基づいて東南アジアから来日した介護福祉士が訪問介護事業所で働くことを認める方針を決めた。これまでは特別養護老人ホームなどの施設でしか働けなかった。同省は高齢者の増加をにらみ、なるべく自宅で医療や介護を受けられる体制づくりを急いでいる。外国人人材が訪問サービスを担えるようにして深刻な介護人材不足を少しでも改善したい考え。

外国人介護人材に関する検討会に提案し、大筋で了承を得た。解禁は訪問先でのトラブルを防ぐ仕組みをつくってからにする方針で、2017年度になる可能性が高い。

EPAは特定の国どうしで関税撤廃や規制緩和を決める条約で、日本は13カ国1地域との間で発効済み。このうちインドネシア、フィリピン、ベトナムの3カ国とは介護職員の受け入れで合意し、08年度から延べ2000人超が来日した。

日本語での会話に不安もあるため、これまでは日本人職員と一緒に働ける施設介護だけで受け入れていた。今後は高齢者の自宅を1人で訪問し、トイレや食事、洗濯の補助をする訪問サービスを担うことを認める。

施設介護は社会福祉法人が中心だが、訪問介護は事業規模がより大きな株式会社が手がけることも多い。今後はこうした介護企業にも外国人活用の道が開く。

ただ訪問介護の解禁はEPAで来日し、日本の介護福祉士資格を取得した人だけに限定する。こうした人は今は約320人しかおらず、実際にどこまで外国人材の活用が広がるかは不透明だ。

ケアを受ける高齢者や家族には自宅に外国人を入れることに抵抗がある人もいそうだ。厚労省は高齢者らとの間でトラブルがあった場合の通報窓口をつくることを検討する方針だが、事業者側がこうした高齢者に配慮し、外国人を使うことをためらう可能性もある。

外国人介護士の受け入れ規制は今年4月をめどに施設でも緩める。今は1つの施設で原則として同じ国から同じ年に2人以上を受け入れる必要がある。身近に同じ立場の仲間がいれば仕事や生活の悩みなどを相談しやすく、異国の職場になじみやすいとの考えからだ。

ただ介護現場からは「1人で働くほうが日本語能力が上がりやすい」との声もあり、規制を緩める。定員30人以上の特別養護老人ホームなどでは、来日した時期が違っても同じ国の出身者が施設にすでにいれば、その年は1人でも受け入れを認める。近くで運営するグループ事業所に同じ国の出身者がいる場合についても1人だけの受け入れを認める。

 
介護士をめざし来日する外国人が
増えている

 
 

とにかく出来る策はどんどんやって行く。ということです.

今の日本は待ったなしですから。

 

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≪昨年2015年度 人口動態統計結果発表!≫ [チェック]

新年明けましておめでとうございます!

今年もよろしくお願いします。

さて、新年最初のブログは、2015年度のある統計発表と、今後の日本社会の構造変化による、ある商品の価格の見直しについてお話ししたいと思います。

それでは、まず2015年のとある統計発表についてからお話します。  

それは、出生数についてです。

早速、統計結果を見てみましょう。

日経のこちらです。


出生数5年ぶり増加、100万8000人 15年推計
子育て支援影響か

2015年に国内で生まれた日本人の赤ちゃんは、統計を始めた1899年以降最低だった前年を4千人上回る100万8千人で、5年ぶりに増加に転じたとみられることが31日、厚生労働省の人口動態統計の年間推計で分かった。死亡数は130万2千人と戦後最多を更新しており、人口減少は続いている。

同省によると30代の出産数が前年より増えており、「雇用状況の改善に加え、保育所の整備などの子育て支援策が影響している可能性がある」(担当者)とみている。

年間推計は10月までの速報値などを用いて算出する。死亡数は前年比2万9千人増の130万2千人と戦後最多を更新した。出生数が死亡数を下回る「自然減」は29万4千人で、前年を2万5千人上回って減少幅は過去最大となった。自然減は9年連続。

わずかながら増加に転じた出生数も過去2番目に少なく、同省は「少子高齢化の傾向は続いており、しばらくは人口は減っていくだろう」としている。
15年の死因の最多はがんの37万人。次いで心筋梗塞などの心疾患(19万9千人)、肺炎(12万3千人)、脳卒中などの脳血管疾患(11万3千人)と続いた。死因上位の4疾患は5年連続で順位に変化が無く、死者数の約6割を占めた。死産は2万3千人で前年比千人減った。

婚姻件数は同9千組減の63万5千組で戦後最少を更新した。婚姻件数は年間100万組を超えた1970年代前半をピークに、その後は一貫して減少傾向が続いている。厚労省は「結婚適齢期の人口が減っているため」としている。

一方、離婚件数は22万5千組で、前年より3千組増えた。02年に28万9836組で過去最多になって以降は減少傾向にあったが、15年は6年ぶりに微増した。

 

如何ですか?

文中にありますように、アベノミクスによる女性活躍、子育て支援の動きが少なからず反映されているのではないかと思います。

その一方で、少子高齢化による人口の自然減の動きが避けられないのも日本社会の実態となりました。

で、この日本の構造に対して、ある商品の価格見直しが始まります。

その商品とは、生命保険料です。

少子高齢化は、ただ高齢者が増えるだけではありません。

日本は美味しい和食のおかげで長寿国ですよね!

以前は、100歳と言えば、奇跡の長生き!だったのですが、次第に珍しくなくなってきました。

現在の日本の100歳の長寿の割合はどれくらいだと思いますか?

引き続き、日経のこちらです。


今や全国に6万人 目指せ元気な100歳
前向きな心持ち 長寿の鍵 足腰鍛える/食べ過ぎない

平均寿命で世界一を達成した日本。人類の永遠のテーマである不老長寿は難しいが、100歳以上の「百寿者」は全国で6万人を超え、夢ではなくなりつつある。どうすれば、自立した生活を続けながら長生きできるのだろうか。

厚生労働省の高齢者に関する調査で、2015年は100歳以上の百寿者が6万1568人になった。統計を取り始めた1963年はわずか153人だった。日本人の平均寿命も延びている。14年は女性86.83歳、男性80.50歳と過去最高を更新した。ただ、健康上の問題で日常生活が制限されない「健康寿命」は13年で女性が74.21歳、男性が71.19歳だ。平均寿命との差を、いかに縮めるかが課題になっている。

□   □

ひとくちに百寿者といってもさまざまだが、日常生活や身体的な特徴に共通点があれば知りたいところだ。これまで約850人の百寿者を調べてきた慶応義塾大学病院の新井康通医師は「長生きで自立度が高い人は慢性炎症の程度が低い」と指摘する。慢性炎症とは体内でゆるやかに進行する炎症だ。風邪を引いたりケガをしたりした際に起こる熱や腫れ、痛みとは区別される。

炎症は体に備わる重要な仕組みだが「慢性炎症はさまざまな病気を引き起こす。動脈硬化や糖尿病に関係していると考えられる」と新井医師は話す。年齢とともに増えるがんやアルツハイマー病との関連も指摘されているという。肥満の人は慢性炎症になりやすいため「中年の頃から腹八分目を心がけている百寿者が多い。食べ過ぎないで、適度に体を動かすことが大切だ」(新井医師)。

百寿者が病気にかからないというわけではない。慶応大学の調査によると、百寿者の97%に何らかの病歴があった。ただ、糖尿病やがんなどにかかっている人の割合は少なかった。

そもそも高齢者は「慢性的な病気と付き合いながら、自立した生活を送れれば健康といえる」と指摘するのは桜美林大学加齢・発達研究所の鈴木隆雄所長だ。健康の定義は世代によって異なるという。

40~50代はがんや心臓病、糖尿病などの病気にかからないことが健康といえる。一方、60代からは「病気になることは当たり前」だ。腰痛や高血圧、白内障や難聴など、命に直結するわけではないが生活の質(QOL)の低下につながる病気を発症しやすい。

高齢者が健康を保つためには「フレイルにならないことが重要だ」と鈴木所長は話す。フレイルは日本老年医学会が提唱した考え方で、筋力や心身の活力が低下した状態だ。高齢者の多くがフレイルの段階を経て、介護が必要になる。国立長寿医療研究センターの調査では、65歳以上の11%がフレイルにあてはまる。

□   □


フレイルにならないために大切なのが頭を使い、体を動かすことだ。足腰を鍛えれば転倒のリスクを減らせる。栄養不足や偏りも筋肉の萎縮を起こすため「肉を含めてバランスの取れた食事をしっかり取ることも大切だ」(新井医師)。自立した高齢者はしっかりかんで食べる傾向があるとの報告も出されている。

高齢者に多い認知症は防げるのか。群馬大学の山口晴保教授は「加齢に伴う認知機能の低下は避けられない」と話す。肌の手入れなどで皮膚の老化を遅らせることはできても、止めたり若返らせたりできないのと同様だという。

発症を完全に防げなくても、適度な運動やなるべく会話をすること、ポリフェノールなどが多く含まれる野菜・果物を取ることなどを山口教授は勧める。反対に、喫煙や肥満、高血圧などの生活習慣病、睡眠不足などは避けたい。また、鈴木所長は「情報の目利き力も養うべきだ」と強調する。健康食品などは科学的根拠に基づいて判断するよう注意したい。

心の持ち方や性格に関しては「百寿者は外向・開放的で誠実な人が多い」と大阪大学の権藤恭之准教授は指摘する。人と付き合うのが好きで、物事をきちんとこなす。新しいことに興味をもち、頭が柔らかく、好奇心も強い。こうした100歳像が浮かび上がる。医師の指導・助言を守っている人も多い。

年を取ると、足腰が痛んで耳が遠くなり、外出を控えがちになる。たとえ外出できなくても詩を詠んだり歌を歌ったりと、自分で楽しみ方を工夫するとよい。そうすると、自然と前向きで、幸せな気持ちになってくるという。

権藤准教授は「穏やかな気持ちでいることが一番だ」と話す。山口教授も「いつ死んでもよいなどと楽天的に構えて生活を送る」ことの大切さを説く。

 
  
 

どうです?

いつの間に!?って感じですよね!

で、話しを元に戻しますが、これだけ長生きの人が増えてくれば、生命保険も長生きに対応した商品を考えなけらばなりません、ということになるわけです。

それで、今後は以下のような方向になるようですよ。

最後は、読売です。

生命保険料 全面改定へ 17年4月以降 最大1割増減

低金利、寿命延び反映

生命保険各社は、2017年4月以降の新規契約者から順次、生命保険や医療保険など主力商品の保険料を全面改定する。低金利と平均寿命の延びを反映させるもので、16年から準備作業を始める。契約者の年齢によっては保険料が1割前後の増減となるなど、大規模な見直しになりそうだ。

2段階で

大手生保関係者によると、見直しは2段階で行う。17年4月には、低金利で生保の資産運用成績が低迷していることを踏まえ、保険料を引き上げる。低金利に応じた全面見直しは13年4月以来だ。次いで、早ければ18年4月には、日本人の長寿化に対応した改定を07年4月以来、11年ぶりに行う。

実際の改定幅は各社の経営判断で異なるが、原則として加入年齢に応じて差が付く。

定期的に保険料を払い込み、死亡時や老後にまとまった保険金などを受け取れる貯蓄型の終身保険などでは、若い世代ほど影響が大きい。ある国内生保の場合、20~30歳代で最大10%程度で、保険金1000万円の場合、年間で2万~3万円程度の引き上げになりそうだ。

一方、掛け捨て型の定期保険では、病死する確率が下がっている50~60歳代への影響が大きい。保険料が5~10%弱引き下げられ、保険金2000万円の場合、年間で最大1万5000円前後の引き下げとなる可能性もある。

中高年世代は医療費がかさむため、長寿化を反映させることで、医療保険では数%の引き上げとなりそうだ。

据え置きも

保険各社は保険料を決める際、金融庁が健全な資産運用の目安として算出する「標準利率」や、業界関連団体が作る寿命統計「標準生命表」を参照している。

標準利率は、生保が契約者に約束する利回りの目安となる。標準利率が下がると、保険会社の資産運用収入が減る前提で商品設計をしなくてはならないため、保険料は引き上げられる。

金融庁は15年末、保険各社に対し、17年4月に標準利率を引き下げるとの見通しを示した。さらに07年4月の改定から据え置かれている標準生命表について、20年4月までの再改定を求めた。このため、各社は保険料の全面見直しをすることになった。

保険料が下がれば、契約者は保険に加入しやすくなるが、保険会社にとっては収入減となる。日本はすでに世界第2位の保険市場で、加入率も高い。「保険料が下がっても、さらに加入率が上がることは考えにくい」(大手生保幹部)との指摘もある。収益を確保するため、保険料は下げず、入院一時金などの給付金を充実させるなどの対策も出てきそうだ。

一方、医療保険は値上がりするため、保険会社によっては競争力を高めようと、価格を据え置く可能性もある。別の大手生保幹部は「新たな価格競争につながる恐れもある」との懸念を示した。

  

生保としては、高齢者が増えて長生きが増えれば、それだけリスクが高くなります。

ですから、価格改定の見直しは仕方がないですよね。。

ですが、今後、生保商品が多様化し、良くも悪くも、より競争が激しくなりそうな感じがします。

自分で賄える貯蓄分、公的年金・医療、保険制度などを踏まえ、どれだけ民間保険にお金を回すか、より考えていくことが大事になりますね。

しかし、保険商品は、とにかく複雑で分かり難いですよね・・

ただ、それが儲けのカラクリですから、絶対に分かり易くはしないでしょうけどね。


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≪日本女性のM字カーブ(・o・)≫ [チェック]

前回、求職中でも保育所の申込み申請が出来るようになったことで、今まで就業を諦めていた女性が就職活動をするようになった、というお話しをさせてもらいました。

有効求人倍率は良くなっているのに、失業率が悪化したのはこのためだ、というお話しもしました。

その中で、女性の動向を示すグラフで重要なグラフがあります。

M字カーブというものを聞いたことがありますでしょうか。

日本の女性労働力は、M字カーブが特徴と言われております。

M字カーブとは、どのようなものでしょうか。

早速、チェックしてみましょう。

こういうものです。
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▼M字カーブ 

日本では子育ての負担が重くなる時期にいったん職を離れ育児が落ち着いてから再就職する女性が多い。働く女性の比率を年齢層ごとに見ると「M」の形を描くことから、こう呼ばれる。再就職後はパートなどの非正規社員として働く人が多く、賃金も下がる傾向がある。
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如何ですか?

お分かりになりましたでしょうか。。

わからなくとも、簡潔に言いますと、グラフがM字を描くようになるから、M字カーブ、というわけですが、このM字カーブがM字にならない変化が表れ始めているようですよ。

日経のこちらです。
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M字カーブ 緩やかに

柔軟な働き方・保育充実… 育児期女性、4人に3人働く

出産・子育て期に女性がいったん労働市場から退出する「M字カーブ」。主要国のなかでもM字カーブが深刻とされてきた日本の風景が変わりつつある。25~34歳の女性に占める働く人は4人に3人に達し、35~44歳でも過去最高となっている。働き手の減少をにらむ企業が柔軟な働き方を認めるようになり、保育の受け皿も広がっているためだ。

まずは総務省の労働力調査を使って、実際に働いている人と職探し中の人をあわせた「労働力人口」を世代別に検証してみよう。


成長を下支え

25~34歳の女性の労働力人口は2015年3月までの1年間の平均で521万人。同じ世代の女性全体に占める比率は75.1%と前年度より0.8ポイント上がった。5年前より3.1ポイント、10年前より7.5ポイント上がっている。飲食や教育など人手不足のサービス業で働く人が増えている。

この年代の女性を世帯のタイプごとにみると、子持ちの夫婦世帯での労働力率は51.8%と前年度より2.2ポイント上がった。一方、独身女性は93.0%で横ばいだ。第1子を産む年齢は平均30.6歳。子育て中の女性が労働力率を押し上げている。

35~44歳の女性に占める労働力人口も73.1%と1.3ポイント上がって、最高を更新した。2人目の子どもが生まれたりして職を離れやすい世代だが25~34歳とほぼ変わらない水準だ。ニッセイ基礎研究所の斎藤太郎経済調査室長は「働く人の比率がいったん落ち込む『M字カーブ』はいずれ無くなるだろう」と見る。

 
 


M字カーブが緩やかになってきたことは日本経済にどんな意味を持つのだろうか。

25~44歳の女性は合計1603万人。5年前と同じM字カーブのままなら労働力人口は1121万人だった。実際には1186万が働いているので、差し引き65万人分働き手が増えた計算になる。ニッセイ基礎研の試算によると、この5年に子育て期の女性が働くようになったことで日本経済の実力を示す潜在成長率は年0.1ポイント下支えされている。

働く子育て世代が増えている背景には、仕事や働き方の幅が広がっていることがある。

職を探す人1人に対して、企業から何件の求人があるかを示す有効求人倍率は14年度に1.11倍と23年ぶりの高さとなった。物価の影響を除いた実質賃金は伸び悩んでいるが、企業が幅広い働き方を認めるようになり条件にあう仕事を探しやすくなっている。

日本郵便は14年9月から、結婚や出産などで退職した女性社員が短時間勤務で復帰できる仕組みを始めた。これまではフルタイムで働くことが原則だったが、家庭の都合に合わせて柔軟な働き方を認め、郵便局の窓口での人手を確保する。


シニアも焦点に

保育の受け皿が増えて、子どもを預けやすくなってきたことも大きい。イオンは昨年12月、千葉市内のイオンモールに初めての事業所内保育所を開いた。18年春までに全国各地の商業施設でこうした保育所を開き従業員らに利用してもらう。第一生命保険も全国13カ所で自社ビルの空きスペースに保育施設を開いた。

女性の結婚が遅くなっていることも働き続ける女性が増える一因だ。2014年の女性の平均初婚年齢は29.4歳で、10年で1.6歳上がっている。子育てをしながら働き続ける女性が増える一方で晩婚化が進んでいるため「M字カーブ」が現れにくくなっている。

経済協力開発機構(OECD)が推計した日本の潜在成長率は12~17年に年率0.8%程度。だが、現在6593万人の労働力人口は向こう5年で約262万人減る。

働き手の減少に伴う成長の下振れ圧力は今後一段と強まる見通し。M字カーブがなくなるだけでは成長の天井が下がることを回避しにくい。健康な高齢者が長く働けるように法制や税制を改めたりロボットを活用し生産性を上げたりする工夫を急ぐ必要がある。
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長らく変化していなかったグラフに変化が表れたということは、本当に女性が就業を継続しようとしている証拠です。

ようやく日本の課題である、女性の労働力を活かす新たな文化が出来てきたように思います。

で、ここからです。

あとは、ここから女性の管理職を増やすことに結びつけられるか、どうかということです。

以前からお話ししておりますように、既に女性活躍推進法か成立し、2016年4月からは、以下のようになります。

再度、日経でチェックしておきましょう。
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女性採用比率の把握、企業に義務付け 厚労省が省令案

厚生労働省の労働政策審議会の分科会は8日、8月に成立した女性活躍推進法の省令案を了承したと塩崎恭久厚労相に答申した。従業員301人以上の大企業に対し(1)採用者に占める女性の割合(2)男女の平均勤続年数の差(3)月ごとの平均残業時間(4)女性管理職の割合――を把握するよう求める。来年4月に施行する。

大企業には情報公開も求める。(1)採用者に占める女性の割合(2)男女別の育児休業取得率(3)女性管理職比率(4)有給休暇取得率など14項目から、最低1つを選んで公開することを大企業に義務付ける。求職中の女性が働きやすい会社を選べるようにする。300人以下の企業は努力義務にとどめる。
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どうです?

安倍首相の掲げる20年までに、3割女性管理職比率達成を目指す!ということです。


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